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MCPJam Inspector

作者 MCPJam · MCPJam/inspector

MCP 版の Postman。任意のサーバーに接続し、ツール一覧を取得し、手動で呼び出し、エージェントとしてチャットし、複数の LLM で出力を評価できる。全てローカル UI で完結。

MCPJam Inspector は MCP 向けの開発プラットフォーム。ローカル UI を起動し、任意の stdio・SSE・ストリーミング HTTP の MCP サーバーに向けると、ツール一覧の表示、手動呼び出しフォーム、サーバーのツールをエージェントツールとして使う組み込みチャット、評価実行機能が使える。サーバーを書いたりデバッグしたりする際には、リリース前に必ず使うべきツール。

なぜ使うのか

主な機能

ライブデモ

実際の動作

mcpjam-inspector.replay ▶ 準備完了
0/0

インストール

クライアントを選択

~/Library/Application Support/Claude/claude_desktop_config.json  · Windows: %APPDATA%\Claude\claude_desktop_config.json
{
  "mcpServers": {
    "mcpjam-inspector": {
      "command": "npx",
      "args": [
        "-y",
        "@mcpjam/inspector"
      ]
    }
  }
}

Claude Desktop → Settings → Developer → Edit Config を開く。保存後、アプリを再起動。

~/.cursor/mcp.json · .cursor/mcp.json
{
  "mcpServers": {
    "mcpjam-inspector": {
      "command": "npx",
      "args": [
        "-y",
        "@mcpjam/inspector"
      ]
    }
  }
}

Cursor は Claude Desktop と同じ mcpServers スキーマを使用。プロジェクト設定はグローバルより優先。

VS Code → Cline → MCP Servers → Edit
{
  "mcpServers": {
    "mcpjam-inspector": {
      "command": "npx",
      "args": [
        "-y",
        "@mcpjam/inspector"
      ]
    }
  }
}

Cline サイドバーの MCP Servers アイコンをクリックし、"Edit Configuration" を選択。

~/.codeium/windsurf/mcp_config.json
{
  "mcpServers": {
    "mcpjam-inspector": {
      "command": "npx",
      "args": [
        "-y",
        "@mcpjam/inspector"
      ]
    }
  }
}

Claude Desktop と同じ形式。Windsurf を再起動して反映。

~/.continue/config.json
{
  "mcpServers": [
    {
      "name": "mcpjam-inspector",
      "command": "npx",
      "args": [
        "-y",
        "@mcpjam/inspector"
      ]
    }
  ]
}

Continue はマップではなくサーバーオブジェクトの配列を使用。

~/.config/zed/settings.json
{
  "context_servers": {
    "mcpjam-inspector": {
      "command": {
        "path": "npx",
        "args": [
          "-y",
          "@mcpjam/inspector"
        ]
      }
    }
  }
}

context_servers に追加。保存時に Zed がホットリロード。

claude mcp add mcpjam-inspector -- npx -y @mcpjam/inspector

ワンライナー。claude mcp list で確認、claude mcp remove で削除。

ユースケース

実用的な使い方: MCPJam Inspector

MCP ツールが誤った引数で呼ばれる原因をデバッグする

👤 MCP サーバーの開発者 ⏱ ~20 min intermediate

使うタイミング: ツールをリリースしたが、Claude が誤った引数で呼び続けるとき。

前提条件
  • Inspector の起動 — npx -y @mcpjam/inspector(ブラウザで localhost:6274 が開く)
  • 作成した MCP サーバー — stdio コマンドまたは SSE URL で起動できる状態にしておく
フロー
  1. サーバーに接続する
    In the inspector UI, add a stdio server: command=node, args=[./dist/server.js].✓ コピーしました
    → ツール一覧が説明とスキーマ付きで表示される
  2. LLM からの見え方を確認する
    Look at the rendered description in the tool detail panel — that's exactly what the model sees.✓ コピーしました
    → 曖昧な箇所を発見できる(「id」は「task_id」であるべき、例が不足しているなど)
  3. 誤使用を再現する
    Open Chat tab. Send the user prompt that caused the failure. Watch the tool_use payload.✓ コピーしました
    → 本番環境と同じ誤った呼び出しが再現される
  4. 説明を修正して再テスト
    Update the tool's description and example in your server code, restart, retry the same prompt.✓ コピーしました
    → 今度は正しい呼び出しが行われる

結果: 証拠に基づいた修正前後の比較による具体的な改善。

注意点
  • サーバー再起動後もスキーマがキャッシュされたまま — サーバーパネルの「Reconnect」をクリックする。Inspector が list_tools を再取得する

複数モデルで MCP サーバーのツール使用を評価する

👤 複数クライアントを対象にするサーバー開発者 ⏱ ~45 min advanced

使うタイミング: Sonnet と Haiku / GPT-5 でサーバーの動作が同等かを確認したいとき。

フロー
  1. 評価セットを作成する
    Author 10 representative user prompts in the Eval tab. Mix easy and adversarial.✓ コピーしました
    → プロンプトと期待されるツール呼び出し順序を含む eval が保存される
  2. 複数モデルで実行する
    Run the eval against Sonnet 4.6, Haiku 4.5, and GPT-5. Compare tool-use traces.✓ コピーしました
    → モデルごとのトレースと各プロンプトの合否が表示される
  3. 最も弱いスキーマを改善する
    On the failing prompts, what description change would fix the cheaper model without breaking Sonnet?✓ コピーしました
    → 具体的な説明文の書き換え案が提示される

結果: テストした 1 つのモデルだけでなく、モデルラインナップ全体で機能するサーバーが完成する。

注意点
  • 評価が正常系だけをテストしている — 敵対的なプロンプトを追加する:引数の欠如、矛盾する入力、情報の不足など

未知のサードパーティ MCP サーバーを安全に調べる

👤 コミュニティの MCP を評価している方 ⏱ ~15 min intermediate

使うタイミング: 誰かの MCP を設定に追加する前に、どんなツールを公開しているか確認したいとき。

フロー
  1. 隔離した状態で起動する
    Add the server in inspector — don't put it in your real client config yet.✓ コピーしました
    → ツールが全説明付きでリストアップされる
  2. 公開面を監査する
    Scan tool list. Anything that writes/deletes/runs code? Anything that calls external URLs?✓ コピーしました
    → リスク別に分類されたツール一覧が表示される
  3. 危険なツールを手動でテスト
    Hand-call each write tool with a no-op payload to see what it actually does.✓ コピーしました
    → 自律エージェントに渡す前に動作を確認できる

結果: 盲目的に信頼するのではなく、情報に基づいたインストール・スキップの判断ができる。

注意点
  • ツールがシェルコマンドを呼ぶ場合、手動呼び出しでもシステムに変更が加わることがある — コンテナや作業用ディレクトリで実行する。日常使いのマシンで未知の MCP を調べないこと

組み合わせ

他のMCPと組み合わせて10倍の力を

mcpjam-inspector + github

CI で自作 MCP サーバーのプロファイルを取得する

On every PR, run inspector eval against the main + PR head; comment diff in the PR via github MCP.✓ コピーしました

ツール

このMCPが提供する機能

ツール入力呼び出すタイミングコスト
list_tools server connection 接続時に自動実行される。手動での呼び出しはほとんど不要 0
call_tool tool_name, args フォーム入力で任意のツールを手動呼び出しする depends on tool
chat model, messages LLM にツールを操作させ、実際の動作を観察する depends on model API
run_eval eval_set, models[] リリース前のクロスモデル回帰チェック API calls × models × prompts

コストと制限

運用コスト

APIクォータ
eval モードは LLM プロバイダーのクォータを消費する。自分の API キーが必要
呼び出しあたりのトークン
Inspector 自体は 0。chat / eval のエージェントコストは全額かかる
金額
無料(オープンソース)。モデル API のコストのみ負担する
ヒント
eval の反復には Haiku を使う。最終的なクロスモデル確認のみ Sonnet に切り替える

セキュリティ

権限、シークレット、影響範囲

最小スコープ: Local network only by default
認証情報の保管: eval モデルの API キーはデフォルトでブラウザの localStorage に保存される。共有マシンでは使用後に消去すること
データ送信先: 設定したモデルプロバイダー(Anthropic・OpenAI など)と接続した MCP サーバーのみ
絶対に付与しない: パブリックインターネットアクセス。Inspector は localhost に留めること

トラブルシューティング

よくあるエラーと対処法

サーバーの接続に失敗する(stdio)

コマンドのパスが絶対パスか、作業ディレクトリが正しく設定されているか確認する。Inspector のログパネルで stderr を確認する

確認: Run the server command manually in a terminal first
SSE サーバーが接続中にハングする

CORS または認証ヘッダーの問題。SSE エンドポイントが localhost:6274 からのクロスオリジンリクエストを受け付けているか確認する

確認: curl -N <sse_url> with -H 'Accept: text/event-stream'
eval を実行したが全モデルが失敗する

設定で API キーの有効性を確認する。モデル名がプロバイダーの最新の名称と一致しているか確認する

Inspector のポートが使用中

PORT=6275 npx @mcpjam/inspector

確認: lsof -i :6274

代替案

MCPJam Inspector 他との比較

代替案代わりに使う場面トレードオフ
modelcontextprotocol/inspector (official)最も保守的な機能セットを持つ公式リファレンス Inspector が欲しいときchat / eval モードがない。より低レベル
wong2/mcp-cliUI よりターミナルを好む場合視覚的な eval 比較やスキーマレンダリングがない

その他

リソース

📖 GitHub の公式 README を読む

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